
はぶせ
皆さん、「はぶせ」っという言葉はご存じだろうか?
「はぶせ」とは、遠州弁(静岡県西部地方の方言)でして、
仲間外れを意味する言葉です。
ある日、かず君が学校から帰って来て
勉強をしていると突然泣き出した。
ママさんが「どうしたの?」っと聞くと
「実は・・・」っと重い口を開いた。
学校から帰って来る時に、
みんなで遊ぼうっという事になったのだが
かず君だけ、仲間に入れてもらえず
「お前は来てはいけない」
っと言われたとの事。
詳しく聞くと、
いつも帰って来るお友達の仲に、
途中から 一人加わった子がいる様で、
どうもその子が原因らしく
2~3ヶ月前くらいから はぶせにあっているとの事。
2~3ヶ月前、その子が入って来る前は
普通に下校し仲よく遊んでいたそうで、
その子が入ってから、遊び仲間だった子達と
仲を引き裂かれた感じらしい。
かず君も仲間に入れてもらいたい為に
頑張って
「ウチにおいでよ」
っとその意地悪する子に言ったそうですが、
「考えとくわ」っと言ったきりで 無視状態。
次の日も
「お前だけはダメ」
っと言われ、帰って来てから大泣き・・・。
『後から入って来たくせに・・・悔しい・・・』
っと。
親として、息子がそういう状態にあって
大泣きしている姿を目の当たりにし
身を切る辛さです。
ママさんは、それを見て泣けて来たそうです。
私達も小さい頃はそうでしたが、
仲間に入れてもらえなかったり
ちょっとした悪ふざけをしたりっと
そういう事は多々ありました。
しかし昨今、
よく言われる「いじめ」っというモノが頭をよぎり
どうしても最悪な方向へ行ってしまうのではないかと
思えて来ます。
話しを聞いたその夜。
私は 毎日仕事で午前様になっている所を、
PM10:00で切り上げさせてもらい
息子を連れてスーパー銭湯に行って来ました。
そこで色々とお話ししましたが、
まだまだ小学校2年生。
こちらからアドバイスは出来るものの、
これからどうして行こうっという所までたどり着きません。
もちろんの事です。
我々、親として、
相手の子を抑え込んでしまうのは簡単な事ですが、
相手も周りの状況を分かっていない小学校2年生。
まだ意地悪をしているだけだと思うのです。
まずは状況を注視する事と、
子供のケア、
その先の事を考えエスカレートしない方法、
早めの火消し、
などなど、対処方法を考えました。
そして、親としてオドオドするのではなく
どっしり構え 子供より先に負けてしまわない様に
(泣いていない様に)
ママさんにもきつく言い聞かせました。
そして、次の日、
かず君が神妙な顔して学校から帰って来ます。
すると
「○○公園に行って来る」
っというのです。
○○公園は 若干遠い為、
「ママも着いていってやろうか?」
っと言い、着いていく事にしたのだそうです。
すると、公園には今まで見た事のない
名前も知らない子達がいて
一緒に遊び始めました。
後からかず君に聞いたそうですが、
学校で他の子達と遊びの約束をして来たとの事。
そう、かず君も色々考え、変化しなければいけないと
思ったのだと思います。
公園で他の新しいお友達と
笑いながら一生懸命で遊んでいる姿を見、
とても安心し、涙が止まらなかったそうです。
問題は解決した訳ではありませんが、
考え方が一辺倒になってしまうのではなく、
自らが変化を求め違う道へ行った所が
とても素晴らしく感じました。
この様な問題、とても難しいモノで、
親がどこまで手を出して良いモノかとても迷います。
先にも書きましたが、
経験豊富な大人が口出ししていけば
火消しは早く出来る事と思います。
しかし、子供達の成長の為にも
子供達だけで解決させる事もとても大事な事です。
これからもっと難しい問題・困難に立ち向かう事も
出て来るはずです。
自分に降りかかる困難を振り払う能力も
身に付けていかなければいけませんし、
危険を察知する能力も身に付けなければいけません。
そういった意味でも
今回、かず君に降りかかっている事は
かず君にとってイイ意味で 良い経験をしていると思います。
かず君には
「今回、かず君が経験しているこの様な事、
嫌な事分かるよね?
相手に対して嫌な事をすれば、相手はどれだけ
嫌な思いをするかは、分かったでしょ。」
「だから、こういった事は かず君はしてはいけないよ」
っと言ってあげました。
息子の成長。
とても成長しているのだなっと実感し
とても嬉しく思います。
先程も言いましたが、
問題は解決しておりません。注視は必要です。
しかし、かず君も今回色々勉強しましたし、
我々にもその成長を見せてくれました。
問題無いとは言い切れませんが、
この問題、切り抜けてくれるだろうと思います。
頑張れ、かず君。
「はぶせ」とは、遠州弁(静岡県西部地方の方言)でして、
仲間外れを意味する言葉です。
ある日、かず君が学校から帰って来て
勉強をしていると突然泣き出した。
ママさんが「どうしたの?」っと聞くと
「実は・・・」っと重い口を開いた。
学校から帰って来る時に、
みんなで遊ぼうっという事になったのだが
かず君だけ、仲間に入れてもらえず
「お前は来てはいけない」
っと言われたとの事。
詳しく聞くと、
いつも帰って来るお友達の仲に、
途中から 一人加わった子がいる様で、
どうもその子が原因らしく
2~3ヶ月前くらいから はぶせにあっているとの事。
2~3ヶ月前、その子が入って来る前は
普通に下校し仲よく遊んでいたそうで、
その子が入ってから、遊び仲間だった子達と
仲を引き裂かれた感じらしい。
かず君も仲間に入れてもらいたい為に
頑張って
「ウチにおいでよ」
っとその意地悪する子に言ったそうですが、
「考えとくわ」っと言ったきりで 無視状態。
次の日も
「お前だけはダメ」
っと言われ、帰って来てから大泣き・・・。
『後から入って来たくせに・・・悔しい・・・』
っと。
親として、息子がそういう状態にあって
大泣きしている姿を目の当たりにし
身を切る辛さです。
ママさんは、それを見て泣けて来たそうです。
私達も小さい頃はそうでしたが、
仲間に入れてもらえなかったり
ちょっとした悪ふざけをしたりっと
そういう事は多々ありました。
しかし昨今、
よく言われる「いじめ」っというモノが頭をよぎり
どうしても最悪な方向へ行ってしまうのではないかと
思えて来ます。
話しを聞いたその夜。
私は 毎日仕事で午前様になっている所を、
PM10:00で切り上げさせてもらい
息子を連れてスーパー銭湯に行って来ました。
そこで色々とお話ししましたが、
まだまだ小学校2年生。
こちらからアドバイスは出来るものの、
これからどうして行こうっという所までたどり着きません。
もちろんの事です。
我々、親として、
相手の子を抑え込んでしまうのは簡単な事ですが、
相手も周りの状況を分かっていない小学校2年生。
まだ意地悪をしているだけだと思うのです。
まずは状況を注視する事と、
子供のケア、
その先の事を考えエスカレートしない方法、
早めの火消し、
などなど、対処方法を考えました。
そして、親としてオドオドするのではなく
どっしり構え 子供より先に負けてしまわない様に
(泣いていない様に)
ママさんにもきつく言い聞かせました。
そして、次の日、
かず君が神妙な顔して学校から帰って来ます。
すると
「○○公園に行って来る」
っというのです。
○○公園は 若干遠い為、
「ママも着いていってやろうか?」
っと言い、着いていく事にしたのだそうです。
すると、公園には今まで見た事のない
名前も知らない子達がいて
一緒に遊び始めました。
後からかず君に聞いたそうですが、
学校で他の子達と遊びの約束をして来たとの事。
そう、かず君も色々考え、変化しなければいけないと
思ったのだと思います。
公園で他の新しいお友達と
笑いながら一生懸命で遊んでいる姿を見、
とても安心し、涙が止まらなかったそうです。
問題は解決した訳ではありませんが、
考え方が一辺倒になってしまうのではなく、
自らが変化を求め違う道へ行った所が
とても素晴らしく感じました。
この様な問題、とても難しいモノで、
親がどこまで手を出して良いモノかとても迷います。
先にも書きましたが、
経験豊富な大人が口出ししていけば
火消しは早く出来る事と思います。
しかし、子供達の成長の為にも
子供達だけで解決させる事もとても大事な事です。
これからもっと難しい問題・困難に立ち向かう事も
出て来るはずです。
自分に降りかかる困難を振り払う能力も
身に付けていかなければいけませんし、
危険を察知する能力も身に付けなければいけません。
そういった意味でも
今回、かず君に降りかかっている事は
かず君にとってイイ意味で 良い経験をしていると思います。
かず君には
「今回、かず君が経験しているこの様な事、
嫌な事分かるよね?
相手に対して嫌な事をすれば、相手はどれだけ
嫌な思いをするかは、分かったでしょ。」
「だから、こういった事は かず君はしてはいけないよ」
っと言ってあげました。
息子の成長。
とても成長しているのだなっと実感し
とても嬉しく思います。
先程も言いましたが、
問題は解決しておりません。注視は必要です。
しかし、かず君も今回色々勉強しましたし、
我々にもその成長を見せてくれました。
問題無いとは言い切れませんが、
この問題、切り抜けてくれるだろうと思います。
頑張れ、かず君。
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